Nikon CLS(クリエイティブライティングシステム)

色々なサイトに詳しく書かれているので今更記事にするテーマでもないのですが、備忘録を兼ねて。
先日の撮影会で[D800] + [SB-910] + [SB-700]でオフシューのマルチライティングでCLSを試してみたわけですが、思いの外便利でした。
実は個撮で使おうと、安価ながらAC/DC兼用の300Wのモノブロックストロボを120cm x 80cmのソフトボックスとスタンドのセットで昨年夏にネットで購入したのですが、「でかい、重い、セッティングに時間を要す」の三重苦で結局半年間で屋外に持ち出したのは一回のみ。あとは自室でのブツ撮りに何度か使用した程度で、全くの宝の持ち腐れ状態。おまけに同時購入した巨大なキャリーバックがクローゼットを圧迫している状態で、遂にヤクオクで処分となりました(この辺はUNPLUGGED-STUDIOのコンテンツに書かれている事を地で行ってしまいましたdisappointed_relieved)。
モノブロックやジェネは常設しているスタジオの場合は勿論そちらを使うとして、そうでない場合でも何とか凝ったライティングができる方法は無いかと思っていたところ、クリップオンストロボでもかなりの事ができそうであることを知り、買い換えたD800がNikon CLSをサポートしてるってことで、かなりその気になってきている2013年です。
(本題に戻って)モノブロックでもジェネレータ&ヘッドでも大型ストロボの場合には、露出計で露出を計ってカメラの絞りをセットして、試し撮りして、ストロボまたはジェネレータのとこまで行って、設定を変えてという手順ですが(これはこれで、おのずと1枚1枚を丁寧に撮るので時間的制限さえなければ良いのですが)、CLSだといきなり試し撮りして、手元のカメラでストロボの設定を変更して撮影という手順なので時間的なロスが最小で済みます。
クリップオンストロボのマニュアル設定でラジオ送信機を使用した場合でも、発光量の変更にはストロボのところまで行って設定変更する必要がありますよね(高価な送信機は別ですが)。
この点で撮影時間の限られている撮影会では非常に効率的だと実感しました。
最初は思わずストロボのところまで行って設定を変えようとしましたが、「あっ、カメラ側で設定するんだった!」と慌てて戻った次第で。
iTTLの精度を実感するまでは光量比の問題もあり、マニュアルで発光量を変えるつもりでいたのですが、ここまで使えると(Nikon CLSの場合は2グループまでであればD800がコントローラとなってくれるので、わざわざオプションのSU-800を購入する必要が無い、、、3グループサポート以外でSU-800でしかできないことって何かあったっけな???)「楽できるものなら楽したい」とずぼら虫がうずうずしてきて、しばらくはCLSでのトライ&エラーをしてみたいと思っております。
しばらくしてマニュアルに戻って、最終的には「自然光とレフ板が王道だぁ!」となることは目に見えているような気がしてならないのですが、、、いいんです。楽しいからsmiley

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