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マイ カラー・マネジメント

本日の個撮のデータ整理は終わる気配が無いので気分転換に。
色をいじっていて、「何がどうして今の構成になってるんだっけ?」と思い、自分の備忘録として思い出しながら書き留めます。
Photoshopで微妙な色を調整しても印刷すると別の色になってしまう事に「こんなんだったら細かい調整する意味ねーじゃん」と半ばいじけてた1998年頃に、デジタルカメラマガジンなる雑誌が創刊され、そこに「カラーマネジメント」という聞きなれない単語が掲載され、当時入門レベルであったMonaco社のMonaco SensorとMonaco EZcolorをセットで購入したのが始まりでした。
最初にNanao(今のEIZO) FlexScan 56TSに表示された画像とEpson PX-G900から出力された
プリントの色がバチっと合った時に感動したのを覚えています。その時は写真が変わっても、時間が経ってもその状態が続くものと信じて。
加えて当時は風景写真が中心だったので、一番難しい人肌の微妙な表現はターゲットではありませんでした。。。
新バージョンが出るたびにバージョンアップして、測色機も買い替えてきたのですが、MonacoがX-riteに
買収されて廃版へと追い込まれたので(その後x-riteがGretagMacbethを買収、私のi1ProはGretagMacbethマーク)、i1Display2へ移行。 が、精度が???だったので直ぐにi1Pro(パッケージはi1 Basic)に移行。
この時点でPX-G900から買い替えて、丸7年使ったPX-G920は経年変化でかなりへたっており、「インクカートリッジ換えると色が変わる」、「季節・湿度で色が変わる」のは仕方ないものの、何度もプロファイルを作り直しては調整して、最後には
巨匠PLIEさんにプロファイルを作ってもらって「蘇ったぁ!!!」っと思ったのもつかの間、暖かくなってきた時にインクを交換したら「あれ!?うぅぅ~!」という状態に。
確かに当時PILEさんにも「ニュートラルグレーが出せなくなってるから買い換えた方がいいですね」と言われてました。

そしてこの記事で悩んでいたのは自分だけではなかったことに完全に吹っ切れて処分、PX-5600を導入と相成りました。
PX-5600を導入する時、当時発売直後だったPX-5Vと目茶目茶迷って、新宿のEPSONに行ってテストプリントをしてもらってじっくりと検証もしたのですが、最終的にはまたもやrainbow-5さんのこの記事が非常に参考となり、「俺のスタイルにおいてはPX-5600の方がベターである("コンスタントに一定量を印刷する訳ではないのでデカイインクカートリッジが推奨使用期限内に使いきれずに仇になる"、"PX-5Vで色転びが改善されたブルーが多くを占める被写体は少ない"の二点)」となったのでした。
PX-5600はフォトブラック固定なので、普通紙を含む汎用印刷には下段のCanon iP4900を使用してます。

i1 Basicをi1 Photoにアップグレードしたとしても(今ならi1 PHOTO PRO2ですね)、そもそもモニターの加法混色(自ら発する光の色)とプリンタの減法混色(受けた光を反射して見える色)で完全に色を一致させることは理論的に不可能で、近似値を追い求めるには気温、湿度、インクカートリッジのロットが変わる都度プロファイルを作り直す必要があり、自分の目的においてそこまでする必要は無いし、労力が無駄と判断。
そもそも自分の印刷の目的はと言うと?
 ・気に入った写真をフジのプロフォトフレームに入れて部屋に飾る
 ・気が向いたらモデルさんにプレゼントする
 ⇒ということは
 ・印刷頻度は高くない
 ・モデルさんが写真を見る照明環境は一定ではないので拘っても仕方がない
ということで現状は欲を出さずにできる範囲でsRGBの色域をモニターに正確に表示して、自分にできる最小誤差でプリンタに出力するという方針にしています。
具体的には、
 ・環境光は真面目に色を扱う時には部屋の白熱灯を消して、日立 電気スタンドFS2015E-Hのみとする。
 (装着している色評価用蛍光灯は高演色形演色AAA昼白色 FL20S・N-EDL・NU
 ・モニターの色温度は自分の環境で紙色に近い設定値として、Eye-One Match 3の4週間毎の
  Reminderに合わせて時たまサボりながらもせっせとSWキャリブレーションを行う。
 ・PX-5600付属のEPSON ColorBaseで経年変化をできるだけ補正しHW性能を100%(近く)
  出せるようにする。
  ↓一応良好の範囲には入ってますね。

プリンタプロファイルを作り直すのと手間は変わらないかもですが、紙は優秀な純正プロファイルが用意されている「エプソン写真用紙 光沢」と「エプソン写真用紙 絹目調」以外はまず使わないので現在はこの運用で満足しています。
私がカラーマネジメントで最も参考にしたサイト。
 ・ 昔から参考にさせてもらってるミヤハンさんのサイト
 ・ アスカブックサービスのサイトは動画付で調整方法を懇切丁寧に解説しています。
ぱっと見がそこそこ合ってればよしということでこんなもんです↓。
これでも肉眼ではほぼ合ってるよに見えるのですが実写は恐ろしい(あえて比較の為に画面に入れましたが、左側の「紙の白色」に「モニターの白色」を完全に合わせ切れていないことが影響していると思われます。)・・・ここでこだわると沼から脱せないんですよね(一瞬合わせるのは直ぐなんですが)。

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