ExciteブログからWordPressへの引っ越し その2

 クリップ3

転機・・・えっ!ブログも?

サーバも契約してテーマも決まり「いくぜぃ!」と思っていた矢先に参加した3月20日(金) の撮影会の合間に『ブログはexciteのままで、galleryサイトにリンク貼ります』と地下君主K山氏に話したら、『ブログ引っ越しツール使ったらどうですか?色々ありますよ』というお言葉が・・・「何じゃそれ!?」と思って週末にまたもやNET徘徊してみると、記事だけじゃなく過去に頂いたコメントまでちゃんと移行できるではないですか!?
ブログの引っ越しが視野に入ってなかったのは、これまで皆様から頂いたコメントの移行はできないものという固定観念があったためで、これがクリアできるならとグラグラ~と来たのでした。
アメブロユーザであれば読者登録、その他のつながりがあるのでなかなか踏み切れないところでしょうが、幸か不幸か自分の場合は当時好きな写真家さんが多かったexciteを安易に選んだだけで、コメ・いいね等のコミュニケーション用のアメブロ・アカウントは別なのでexciteに執着する理由はなく、ブログとGalleryのマルチサイトを管理する必要もなくなることから一気に方針転換となりました!

ブログ引っ越し

残念ながらexciteブログからWordPressへの直接引っ越し用のツールは乏しかったので、多くの方々が実践していた「FC2ブログのブログお引越しツール」を利用して二段階で引っ越しする形式としました。exciteブログ → FC2ブログ → WordPress。
ちなみにexciteブログからFC2ブログへの引っ越しは、FC2からの受付メール受信から約35分で完了メール受信・・・早すぎてびっくり!
FC2に取り込む際にexcite側の記事タイトルが3x字を超えているとエラーになりやすいという情報があったので、一時的にexciteの記事のタイトルを修正しておいたところ、全267記事中エラーは0でした・・・一つだけ文章の長い記事が途中でブチ切れていたのでコピペで対処。
実際の移行手順に関しては、とてもわかりやすい解説を記事として纏められているブロガーの方々がおられましたので、ここではそのご紹介に留めて詳細手順の記載は割愛させてもらいます。

ブログ移転に際して参考にさせて頂いたサイト

・starjes205様


・Tipstour様

色々なサイトに似たような記事がありましたが、ほぼこの2つの完成度の高い記事を手順書代わりにさせてもらって引っ越し作業はスムースに完了しました。大感謝です。
引っ越し作業自体は何ら難しい事はなくざっくり言うと、FC2側でexciteブログの記事を機械的にインポートしてくれるので、これをFC2ブログの機能でテキストファイルに出力し、修正が必要な部分をEditorで一括FIND/REPLACEして、内部リンクの貼り直し等の微調整をして形成し、WordPress側から取り込むという体育会系力仕事でした(目視での確認作業を含めて記事の数に比例して手間と時間はかかります)。勿論上記記載の先人の方々の貴重な情報が無ければ自分だけではとても無理でしたが。
Galleryも記事用のファイルをせっせとNextGen Galleryに登録していくだけの力仕事。当初は折角なので現像しなおそうと思っていましたが、転送した画像総数が3000点余りと判明した時点で「またの機会に!」とあっさり断念。 Portfolioに掲載した分だけのリサイズに留めました。 

ファビコン

シンプルなファビコンがこのサイトで無償で簡単に作れます。ここは凝る気はなかったのでさっくりと。

ロゴ

その1で記載した講座「初級者編」の納品物として、ネットで集めたサンプルイメージを見てもらい相談しながら原版を作ってもらいました(こだわったのは単色でシンプルな潔さ)。 最終的には自分で納得いくまでスペーシングを中心に微調整。
大きさ、字間/縦スペースの取り方はこだわるとハマりますね・・・Adobe Illustratorの試用期間が30日なので焦って仕上げました。ちなみにこのサイトでシンプルなロゴが無償で簡単に作れます。


マルスさんのデザイる2で使い方の丁寧な説明が見れます。ちなみにここでオパライト(そんなシンボルないので鍋で検索)をイメージにしたなんちゃってロゴ。
Kazu-cashari-logo Arvo WC2

 

 後処理

exciteブログではGoogleウェブマスターツールを使えないので、Googleからインデックスを削除することはできませんし、「.htaccess」なども編集できないので、一般的な移転方法「301リダイレクト」を利用できません。その場合には「canonical」「meta refresh/メタリフレッシュ転送」を使う方法もあるようですが、自分には理解不能でした。
リダイレクトを行わないで同じ記事がexciteとWordPress両方に存在すると、GoogleのWWW巡回エンジンであるクロールbot様に「オリジナルのコンテンツをコピーしたと思われるコンテンツ」として扱われ、Googleの検索エンジン上、インデックス化はされるものの検索結果の上位には反映されないような仕組みとなっているようです。
しかし己を振り返ると検索結果上位を意識したこともないので当然チェックしたこともない・・・「じゃ、いいじゃん!」ってことで、単純明快にexciteの過去記事は全て削除して最新記事として移転のお知らせを掲載するだけに留めました。
元々のexciteブログへのアクセス件数をきちんと把握していなかったので何ですが、今のところGoogle様からペナルティを受けているって事は無いように思います・・・多分。

気を付けた点

Exciteブログ独自の「鍵コメ」の非表示化。FC2に一時移行した時点で"SECRET:1"としてexciteブログ独自機能の「鍵コメ」が表示されてしまうのでこれに対処・・・Text EditorでFindして一つ一つ処理するだけ。 全コメント1,137件中、「鍵コメ」は15件だったので手間は掛かりませんでしたが個人情報が含まれていたので神経は使いました。

そして再び地下へ

自分でできる事は一通り実施してほぼ形はできたものの、特に運用に関連する不明点や自己対処不可能だった部分を解決すべく、最後の仕上げの為にずら~っと箇条書きにした質問リストを持って再び地下に君主参拝。
この個人コンサルのお蔭ですっきり爽やかに切り替えを迎えることができたのでした。
仕事じゃないので流石に切り戻しは考えませんでしたね。

残課題

低レベルですが備忘録として

  • スマホ、タブレットで閲覧した際にGalleryのAlbumの日本語が表示されない(1byte文字は問題なく表示される)。 
    2byte codeのテストをしているとは思えないが、一応暇を見てNextGen Galleryの作者に照会する。
  • 投稿記事でNextGen Galleryから画像を参照して表示させた際に自動的に表示される白枠を細くする。
    コンソールのメニューからカスタムCSSの編集ができるようになっているが、ソースを見ても該当記載場所が不明なので、暇を見てNextGenGalleryの製作者に照会する。
  • 投稿記事にメディアからアップロードした画像ファイルが、マウスオーバーでハイライト表示されて画像が露出オーバーに見える。
    よくある仕様(CSSに疑似クラスでhover時の設定をしてある)なので致し方ないが、暇を見てDigiPressサポートにOffにする方法を照会する。
  • 画像の移行場所を「メディア」の場所<http://ルート/wp-content/uploads/>にしたらメディアのルートディレクトリが3000弱の画像で溢れかえってしまった。
    引っ越し画像は再利用しないと割り切り、/upload/の下にSub Directoryを作成して移動、記事からのLinkの張り替えを行う(Plug Inで対処)。
  • Galleryのグリッド表示で横構図の写真が縦構図の写真の幅に合わせて半分のサイズでしか表示されない。
    仕様なので如何ともしがたいが、Add-onで対処できないかもっとよく調べてみる(横構図の高さに縦構図の高さを合わせるAdd-onは存在する)。駄目ならENFORDにテーマ変更・・・しないだろうな~。
  • データベースとファイルのバックアップは定期的に取得しているが、これらを使ったRestoreドリルをした事がない。
    いざという時に備えて暇を見て実施しておく。PCみたいにImage BackupからのFull Restoreができれば楽なんだけど、そんなのないか・・・。

以上、長文備忘録になりましたが、HTML/CSS/PHPの知識皆無の自分が実質3週間でそれなりのサイトを立ち上げられるって、凄い時代になったもんだとテクノロジーの進化による敷居の低下にちょっと感動しちゃったりして。
誰でもシャッターさえ押せば綺麗な写真が撮れるようになったカメラと一緒ですね。
その「誰でも」の先を行くのが各界の達人達ということで。

とは言え、DigiPressのテーマは安全かつ容易にカスタマイズが可能なので、ある程度は使いこなせるように精進したいと思い、遅ればせながら暇なゴールデンウィークにHTML5&CSS3の入門本を一冊読んだら、先輩諸氏の書かれたTipsの意味がちーとは理解できるようになり、楽しくなっている今日この頃です。
実際には現段階でCSSをいじっているのは、exciteブログで使っていたエモーティコン(今思えば失敗だった)の代用絵文字の表示調整と、Portfolioの見栄えと2カラムページの記事領域拡大の為のサイト幅の拡大だけですが。
ってか、それより写真を撮らねば本末転倒だ!!!

今回のきっかけと各種アドバイスを頂いた金山氏にはこの場を借りて御礼申し上げます。

以上、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんばんは~
    これからWordPressベースでカメラマンが自分のサイトを立ち上げる人には凄く参考になりますね!
    サーバーはwpXでDigiPressのGRAPHIEとはナイスな選択と思います。
    DigiPressのテーマはどれも洗練された感じで良いですね~
    ロゴのオパには思わずニッコリです・・確かに鍋です(笑)

    しかし講習会まで参加されて勉強熱心ですね!
    短期間でここまで仕上げるのは大変だったと思います。

    確かにバックアップは要検討です。
    私もDBとContentsのバックアップを別々に取っていますが、戻すドリルをしたことがない!
    WordPressを2つインストールしてあるので、その内試してみようかと思いつつ、放置してます。
    別料金を払うとサーバー側で丸々バックアップ(確か7世代前まで)のシステムがあるので、そっちにしようかと思いつつ・・

    Galleryの日本語、タブレット(Docomo GALAXY Tab 10.1 LTE)でも表示されますよ!
    TopMenu→Portrait(モデル別・・・)→朱宮美礼→朱宮美礼 2015→朱宮美礼・・天王洲アイル
    という具合に、ちゃんと表示されます。

    実は私もblogを移転しようかと数日前からCSSやphpはてまたHTMLをこねくり回してほぼ出来上がったのですが、どうも見た目とレスポンスが気に入らず頓挫してます(現在、非公開です)
    なので、しばらくは現状維持です。

    PS. ご存知かも知れませんが、自分のサイトのパフォーマンスチェックに、ここを!
    http://gtmetrix.com/
    Analyze Performance of: にサイトのURLを書き込んで”GO”です。
    時系列のLogも取れます。
    当然ですが画像を多用すると、レスポンスが落ちてきますね!
    ここで、チェックしながら悩んでます。。。サーバーのレスポンスの問題ではなかったぁ!!!

    • >華さん、

      ありがとうございます。
      自分の備忘録でしたが同族カメラマンの参考になれば嬉しいです(^^ゞ
      サーバーは月額数百円のものも考えましたが、そうそう乗り換えるものでもないですし、DigiPressのテーマもWPのダッシュボードからかなりのレベルの設定まで行えるということで両方とも安心感重視でしたが、華さんにそう言って頂けて安堵しました。
      GRAPHIEは一目惚れです(^^ゞ・・・ホントはこの標準機能にあるアーカイブの「ギャラリー形式」でGalleryを構築したかったんですが(^^ゞ
      鍋ロゴ・・・受けて嬉しいです(^^)

      バックアップは確かにWordPressに限らず取ってる事で安心しがちですよね(先日データ用3TBのHDDが一本逝ってしまい、バックアップで事無きを得たので尚更感じてます)。wpXはデフォルトで毎日バックアップを取ってくれて14日間分のデータ(WPデータ、MySQL DB)を保持してくれてるんですが、指定日データのユーザ提供は有料なので自分で取ったバックアップも月一位はローカルに持って来ようと思ってます。

      Galleyのアルバムの日本語表示の確認ありがとうございます プルダウンメニューやCaptionは正常に表示されるのですが、正にそのアルバムサムネイル直下の「朱宮美礼」→「朱宮美礼2015」ってのが私のiPad mini Retinaでは表示されなくて・・・PCでWindowサイズを変えて疑似環境を作っても表示されるので端末機種依存っぽいですね(>_<) おっ、華さんも新居建築中でしたか!?phpまでこねくり回せるとは流石ですね。非常に楽しみです~!(^^)! PS. パフォーマンスチェックサイト知りませんでした(@_@。中々に興味深いですね!   Page Speed Grade:(53%)E, Y Slow Grade:(67%)Dってちょっとショックでしたが、   日本にはテストサイトがない(一番近いのがHK)ことによる回線のOverHeadも影響してるんですかね。

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